甲州文庫

学術分野の人

功刀亀内:郷土史研究に生涯を捧げた先駆者

-糸繭商を営みながら郷土史資料を収集- 功刀亀内は、糸繭商を営みながら郷土史資料の収集・研究を行った先駆者です。 亀内は、1866年(慶応2年)に愛媛県松山市に生まれました。14歳の時に家業である糸繭商を始め、その後、呉服商も営みました。 亀内は、商売のかたわら、郷土史研究に強い関心を持ち、郷土史に関する書籍や資料を収集するようになりました。また、郷土史に関する講演会にも積極的に参加し、郷土史の普及に努めました。 亀内の功績の一つは、郷土史資料の収集です。亀内は、松山城下の古地図や古文書などを収集し、それらを「功刀文庫」として保存しました。この「功刀文庫」は、現在、松山市立図書館に収蔵されており、郷土史研究者にとって貴重な資料となっています。 亀内のもう一つの功績は、郷土史に関する研究です。亀内は、松山城の歴史や松山藩の藩政史などについて研究を行い、その成果を「松山城史」「松山藩政史」などとして発表しました。 亀内の郷土史研究は、郷土史の普及と発展に大きな貢献をしました。亀内の研究成果は、現在でも郷土史研究者によって引用されており、郷土史研究の発展に役立っています。