平安時代の公卿藤原玄上について
-平安時代の公卿藤原玄上について-
藤原玄上は、平安時代前期に活躍した公卿です。藤原長良の四男で、母は藤原薬子の姉・葛原氏。藤原良房の甥にあたります。
-藤原玄上の生涯-
藤原玄上は、承和8年(841年)に誕生しました。嘉祥2年(849年)、9歳の時に大学に入学します。
承和12年(845年)、15歳の時に従五位下に叙されます。嘉祥3年(850年)、10歳の時に右近衛少将に任じられます。天安元年(857年)、17歳の時に蔵人頭に任じられます。
貞観元年(859年)、19歳の時に従四位下に昇叙されます。貞観2年(860年)、20歳の時に左近衛中将に任じられます。貞観5年(863年)、23歳の時に参議に任じられます。
貞観8年(866年)、26歳の時に権中納言に任じられます。貞観11年(869年)、29歳の時に権大納言に任じられます。
元慶3年(879年)、43歳の時に正二位に昇叙されます。仁和元年(885年)、49歳の時に大納言に任じられます。
寛平8年(896年)、56歳の時に薨去しました。
藤原玄上は、平安時代前期の公卿として重要な役割を果たしました。
公卿藤原玄上について、その生涯を概観しました。玄上は、藤原氏北家の一族として生まれ、幼少期から出世街道を歩みました。学問に優れ、文武両道にわたって活躍しました。公卿として政権運営に参画し、重要な役割を果たしました。