盛子内親王(1)-平安時代中期の人物
盛子内親王(1)の生涯
盛子内親王(1)(もりこ-ないしんのう、890年頃(寛平2年) - 952年4月20日(天暦6年3月19日))は、平安時代中期の人物。第56代清和天皇の第二皇女。第57代陽成天皇の同母姉。第58代光孝天皇の養女。第59代宇多天皇の皇太弟の保明親王の母。
盛子内親王(1)は、890年頃(寛平2年)に清和天皇と更衣の藤原淑子との間に生まれた。897年(寛平9年)に陽成天皇が譲位し、光孝天皇が即位すると、盛子内親王(1)は光孝天皇の養女となった。
901年(昌泰4年)、盛子内親王(1)は保明親王を生んだ。保明親王は、宇多天皇の皇太弟となったが、923年(延喜23年)に薨去した。
952年(天暦6年)3月19日、盛子内親王(1)は薨去した。享年62歳。
盛子内親王(1)は、陽成天皇や保明親王の母として、平安時代中期の歴史に重要な役割を果たした。