– 国島宏(⇒国島筈斎(くにしま-かっさい))
国島宏の生涯と業績
国島宏(くにしま-ひろし/1940-2014)は、日本の実業家、政治家で、東京都庁で東京都総務主幹を務めた後、東京都議会議員、東京都副知事、東京都知事、参議院議員の要職を歴任した。
東京都立大学経済学部卒業後、1963年に東京都庁に入庁し、都市計画局や総務局等で勤務。1987年に東京都都市計画局長となり、1991年には東京都総務主幹に就任。1993年の東京都議会議員選挙で当選し、東京都議会議員となる。1995年に東京都副知事に就任し、1999年の東京都知事選挙で当選し、東京都知事となる。2003年に東京都知事選挙で再選。2007年の東京都知事選挙で落選し、東京都知事を退任。2010年の参議院議員選挙で当選し、参議院議員となる。2014年に死去。
東京都知事時代には、オリンピック招致や新東京国際空港(現成田国際空港)の建設、東京湾臨海副都心の開発など、多くの大型事業を推進した。また、東京都総務主幹時代には、東京都庁の組織改革や人事制度改革など、数多くの改革を断行した。国島宏は、東京都の発展に大きく貢献した人物である。