「西山宗因」(1605-1682 江戸時代前期の連歌師,俳人)
西山宗因の生涯
西山宗因は、1605年に近江国大津(現・滋賀県大津市)に生まれ、1682年に京都で没した江戸時代前期の連歌師、俳人です。本名は宗因、号は西山、別号に連歌法師、来山などがあります。
宗因は、幼い頃から連歌を学び、13歳の時に江戸に上り、連歌師として活躍するようになります。その後、京都に戻り、連歌の師匠として多くの弟子を育てました。
宗因は、連歌の大家として知られており、その連歌は、軽妙洒脱でユーモアに富んだ作風でした。また、俳諧の分野でも活躍し、松尾芭蕉に先駆けて、俳諧の革新に取り組みました。
宗因は、1682年、京都で亡くなりました。彼の死後、その連歌と俳諧は、多くの人々に影響を与え、江戸時代の文学に大きな影響を与えました。
宗因の主な著書としては、『西山宗因句集』、『西山宗因連歌集』、『宗因独吟』などがあります。