– 下村亀三郎
下村亀三郎
下村亀三郎の生涯
下村亀三郎は、1868年(慶応4年)に長崎県下県郡西海村(現在の西海市)で生まれました。父は下村新八郎、母はトキです。亀三郎は、7歳の時に父親を亡くし、母親に育てられました。12歳の時に、長崎県師範学校に入学し、1887年(明治20年)に卒業しました。
卒業後は、長崎県の小学校で教員として働き始めました。1897年(明治30年)に、長崎県師範学校の教諭となり、1901年(明治34年)には、長崎県師範学校の校長に就任しました。1906年(明治39年)には、文部省の視学官となり、全国の小学校を視察して指導を行いました。
1914年(大正3年)に、文部省の督学官に就任し、1919年(大正8年)には、文部省の次官に就任しました。1923年(大正12年)に、文部大臣に就任し、1924年(大正13年)まで務めました。
文部大臣を退任後は、貴族院議員に勅選され、1925年(大正14年)から1945年(昭和20年)まで務めました。1946年(昭和21年)に、公職追放となり、1950年(昭和25年)に死去しました。