加藤与五郎 – 明治-昭和時代の化学者
加藤与五郎の生涯
加藤与五郎は、1886年3月2日、兵庫県加古郡(現・加古川市)に生まれました。旧制第二高等学校を経て、1912年に東京帝国大学理学部化学科を卒業しました。
大学卒業後は、大阪高等工業学校(現・大阪工業大学)の教授を務め、1920年に東京帝国大学理学部に戻り、助教授に就任しました。1923年に教授に昇進し、1952年までその職に就きました。
加藤与五郎は、物理化学の分野で活躍し、特に溶液の性質や電気分解に関する研究で知られています。1937年に、日本化学会から化学功績賞を、1960年に日本学士院から恩賜賞を受賞しました。
加藤与五郎は、1975年12月2日に東京都で亡くなりました。